大人ニキビ

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何故?薬のきかない大人のニキビ

yaku_kusurigakikanai.jpgある日突然出現する大人のニキビ。
慌てて皮膚科に駆け込みますが「洗顔はきちんとしていますか?」「ストレスですね」「食生活は?」「皮脂分泌過剰ですね」「便秘では?」など、当たり前の言葉を並びたてられて薬を処方されおしまい、というパターンが多いようです。
決まっているように抗生物質や抗菌剤を処方されるのですが、大人のニキビにはこれらが全く効かないという人が非常に多いのはなぜでしょうか。

抗生物質は様々な菌に対して効果があるものです。大人のニキビは思春期のそれと異なりアクネ菌が原因で無い場合が多いのです。菌性要因が根本的原因ではないのならば、いくら抗生物質を投与しても意味が無く、むしろ長期投与されれば内臓疾患などを招いてしまうおそれもあります。
大人のニキビとストレスの因果関係はコラムの「アダルトニキビの原因とは」で詳しく説明していますが、ストレスや紫外線による過剰な活性酸素が大きな原因だとされています。
また年齢やストレスからくるホルモンバランスの乱れも影響しているようです。逆に置き換えると、活性酸素が過剰になりすぎるとストレスホルモンが発生し、ホルモンバランスが崩れてしまう、ということになります。

過剰な活性酸素は抗生物質には全く反応しません。活性酸素による炎症ニキビに抗生物質が全く効かないという理由はここにあったのです。
活性酸素除去にはビタミンC誘導体をはじめやフラーレン、アスタキサンチンなどの抗酸化成分が有効だということが近年の臨床で多くの事例が報告されています。

しかしながら、薬には全く効果が無いのか?というと決してそういうわけではありません。
活性酸素を起因とするニキビ・炎症発生の次の段階である、感染症や化膿を防ぐためには抗生物質の投与がやはり有効だとされます

●一般的なニキビ治療薬

ルリッド マクロライド系の抗生物質。様々な菌に対して有効。ニキビ菌やアトピー性の炎症にも効果的である。感染症の予防・治療。
ミノマイシン テトラサイクリン系の抗生物質。細菌による感染症に有効。
ダラシンTゲル リンコマイシン系の抗生物質。細菌のたんぱく質合成を阻害し、抗菌力を発揮。ニキビの炎症を抑え、化膿を防ぐ。
アクアチムクリーム
(ローション)
キノロン系の抗菌薬。細菌のDNAの複製を妨げ、殺菌的に作用する。

以上は一般的によく処方される内服薬、外用剤のほんの一例です。
菌性要因のニキビではなくても、炎症性の強い赤みの抑制や、化膿を防ぐことは十分に期待できます。
体質により薬の効き目はまったく異なります。ミノマイシンが全く効かなかった人にも、ルリッドを服用したらすぐに炎症が治まった、またその逆のパターンも多く存在します。

現在多くのクリニックに於いても、高濃度ビタミンC誘導体導入によるニキビ治療や美白ケアが大変注目されており、その臨床データには目を見張るものがあります。
一時はピーリングケアが流行しましたが、高濃度のピーリングケアにはとても問題が多くリスキーな為、現在その人気は一時ほどではありません。
自宅でむやみにピーリングをし、角質層がぼろぼろになってしまい余計に悪化させる人が大変多く存在するのも問題になっているのが現状です。(週に1~2回程度の軽いピーリングせっけんなどは有効な場合もあります)

アダルトニキビに薬が効かない訳はご理解いただけましたか?
菌性が原因で無い、活性酸素やホルモンバランス要因である人には、このような抗生物質を投与しても、炎症がすぐに治まることが無いということが理論的におわかりいただけたかと思います。

活性酸素要因の場合は、活性酸素を除去することで炎症抑制可能です。
ホルモンバランス要因の場合は漢方薬や食生活などで改善することが可能です。(コラムの東洋医学的見地から見るニキビ治療を参照してください)

●根本的な最大要因はやはりストレスです

ストレスは、様々な病気の根本的要因といわれています。
ストレスを減らせば活性酸素も少なくなり、ホルモンバランスの乱れも軽減されす。
内面的なケアでは、食事がとても大切です。
ビタミンCを1日1000mg以上摂取し、エストロゲン様効果のある豆乳をはじめとする大豆製品を毎日適量摂りましょう。
特にストレス過剰な人や、タバコを吸う人は活性酸素量が非常に高いため、ビタミンCが破壊されやすく、慢性的に不足状態に陥っています。
不要なビタミンCは尿として排泄されますので、摂りすぎたとしても問題はありません。
サプリメントだけでなく、フレッシュなフルーツや温野菜から摂取することを心がけてください。

決して無くすことは出来ないストレス。
しかし、ストレスをうまく発散することがトラブル回避への道です。
ストレスと向き合い、それを回避する方法、上手に付き合っていく方法を自分なりに見出すことが最大の近道かもしれません。