大人ニキビ

ラニズが開発している美容化粧品で毎日お肌の手入れを行い、大人ニキビのない美しい素肌に。

ニキビ跡を残さないために

yaku_nikibiato.jpg「ニキビは出来にくくなったけど、ニキビ跡が気になります。どうしたらいいでしょう」

というご質問をよく受けます。

大人のニキビは、炎症後の沈着や凸凹などの重大なニキビ跡を残しやすくなっています。
まずは【炎症を起こさせない】という事が一番の重要ポイントで、コメドや白ニキビの段階で治してしまえばニキビ跡にはなりにくいといえます。
ニキビ跡として残りやすい症状はどのようなものなのか検証してみます。

【炎症ニキビの後に出来る色素沈着】

炎症が起きてしまったニキビは、まずその炎症を沈静させることが大切です。
赤い炎症が目立つために無理に潰してしまったりすると、結果、沈着や陥没を残すことになり、余計に完治までの時間を要することとなってしまいます。

肌の内部で起きた炎症はメラノサイトを刺激し、メラニンを合成します。
それがニキビ跡の沈着となって残りやすくなってしまうのです。
この段階でビタミンC誘導体によるスキンケアを用いると、メラニンの合成が抑制されるためニキビ跡が残りにくくなります。
また大人ニキビの大きな要因である【活性酸素除去作用】により、炎症を抑制し、新しい皮膚の生まれ変わりを助けます。
内服によるビタミンC製剤の併用もおすすめします。

【数年前のニキビ跡が残ったまま】

古いニキビ跡はシミのようなぼんやりした色素沈着状態になります。この状態になるとなかなかビタミンCだけのケアでは難しく、時間がかかります。
古いニキビ跡のケアには【ターンオーバーを促進させること】が一番です。
AHAによるピーリングでターンオーバーを促して、皮膚の奥に眠ったままの沈着を外側に送り出すことで徐々に排出されていきます。
古いニキビ跡は、どうしてもその治療に時間がかかってしまいます。
手っ取り早く解決してしまいたい場合はフォトフェイシャルなどのレーザー治療もひとつの手です。
また、クリニックで処方される※ハイドロキノンの塗布も有効だとされています。
いずれも経験の高いドクターのもとで治療を行うことをお勧めいたします。
(※スキンケア製品にハイドロキノンを配合することは、2007年度より禁止されています)

【ニキビ跡の陥没】

沈着に続き、悩みの多いのがこの陥没凹です。
いわゆる「クレーター」と称するもので、毛穴だけでなく毛穴の周囲にまで及ぶほどニキビが悪化してしまった場合、このようなクレーターが残ってしまうことがあります。
毛穴そのものが破壊されてしまい、皮膚が再生出来なくなってしまった状態です。

深刻な問題としてクレーターを受け止めている人は決して少なくありません。
スキンケアとして出来ることは【コラーゲンの産生を高め、皮膚に潤いやハリを持たせ、毛穴を目立たなくさせる】ということです。
レーザー治療や皮膚再生医療など、医療現場でもクレーター治療は行われますが、完治はなかなか難しく、治療費も高額となります。

【ニキビ跡の膨らみ凸】

ニキビはもう治ったはずなのに、膨らんで固くなってしまうことがあります。
何度も同じ場所に繰り返したニキビ跡に出来やすく、この治療も非常に困難です。
ニキビが治る段階で、細胞は一生懸命にその場所を修復しようとしてコラーゲンが異常産生されることによってこのような状態になってしまいます。
膨らんで固いのですが、中に膿が入っているわけではありません。コラーゲン繊維の塊ともいえる状態です。

このような場合に効果的なのはステロイド注射です。ステロイドを膨らみの中に注入し、固まったコラーゲン繊維をほぐします。
これは保険の効く治療で安価ですが、注入量を間違えると今度は陥没になってしまう危険性もあります。
部分的な強いピーリングやステロイドテープなどによる治療を行っているクリニックもあるようですが、その一部だけ皮膚の表面を極端に薄くするような治療は、あまりお勧めできません。また、表面的な治療を施すよりも、その膨らみの中にダイレクトに働きかける治療を行うという理論が正論だと考えます。
いずれにしても経験の高いドクターに行ってもらうことが鉄則です。

~ニキビ跡を残さないために~

ようやくニキビが出来なくなったと喜んでいても、このようなニキビ跡に悩まされるようなことが無いように、早期治療を心がけることが第一です。

繰り返しますが、ポイントは「炎症をおこさせないこと」です。
炎症が起きてしまったら、出来るだけ早く沈静させること。決して無理に潰すような事をしてはいけません。
ニキビの毛穴だけでなく、その周囲にまで結果的に影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。

正しいスキンケアで、大人のニキビは必ず改善されます。
ニキビの大敵である【活性酸素】は、ストレスによって増殖し、炎症を引き起こします。
決して諦めず、ストレスの悪循環に陥らないようリラックスして毎日を過ごしましょう。